【施工事例】注文住宅の「吹き抜け」で広がる空間デザイン
こんにちは!
私たち野﨑工務店は、埼玉県さいたま市を拠点に、年間10棟限定、完全フルオーダーの住宅を手がけています。細部までこだわり抜いた設計で、一棟一棟に想いを込め、理想の暮らしを形にします。
このブログでは、家づくりのアイデアや最新の事例、暮らしを快適にするヒントをお届けしています。
今回は、注文住宅で人気のある「吹き抜け」について、構造の基本、実際の施工事例、設計上の注意点についてご紹介します!
目次
1. 吹き抜けとは?基本構造と効果
「吹き抜け」とは、1階の天井を設けず、2階または屋根まで空間が連続した構造のことを指します。
日本の建築基準法では明確な定義はありませんが、建築実務では上下階を貫く構造空間として広く認識されています。
確認されている主な効果:
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開放感:天井が高くなることで、視界の広がりが生まれる
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採光性:高窓や天窓から自然光を効率よく取り入れられる
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通風性:空気の流れが良くなり、重力換気に効果がある
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視覚的演出:空間に立体感が出て、内装デザインのアクセントになる
2. 実際の施工事例
【事例】ホワイト壁×無垢材×スケルトン階段の吹き抜け空間
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構造:リビングに大開口の吹き抜けを設計。ホワイトの壁に囲まれ、四面に大きな窓を配置。
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床・天井:天然無垢材を使用し、木のあたたかみを感じられる空間に仕上げ。
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効果:視線の抜けを意識した窓配置により、外からの視界を遮りながらも開放感を確保。
【事例2】紺のアクセントクロス×すのこ廊下の吹き抜け
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構造:リビング上部に吹き抜けを設計。一階と二階の大きな窓から採光を確保。
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内装デザイン:吹き抜け部分の一面に紺色のアクセントクロスを使用し、空間に深みと落ち着きを演出。
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二階構造:二階の廊下にはすのこ床を配置。視線が抜け、光も下階へ届くように工夫されている。
3. 注意点と対応策
空調効率が落ちる場合がある
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対応策:
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天井にシーリングファンを設置して空気を循環させる
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床暖房など補助設備と併用
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音が響きやすい
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対応策:
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吸音効果のある壁材(木材・多孔質ボードなど)を一部に採用
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メンテナンスの難易度が上がる
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対応策:
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高所対応の照明器具・清掃用具を使用
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設計段階でメンテナンスの動線・アクセス性を確保
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構造への配慮が必要
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対応策:
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吹き抜け部分の耐力壁配置と梁補強を構造設計で調整
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4. まとめ|設計のポイント
吹き抜けは、注文住宅で開放感とデザイン性を高める有効な手法です。
設計においては、以下の点が重要です
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採光・断熱性能の確保(窓種・ガラス仕様)
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空調効率を維持する設備計画(ファン・床暖房)
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清掃・点検が行える設計
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構造強度を損なわない構造計算と補強
以上のように、吹き抜けは適切な設計・施工によって、安全性と快適性を両立できます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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