ランドリールームって必要? 後悔しないためのポイントと実例
こんにちは!
私たち野﨑工務店は、埼玉県さいたま市を拠点に、年間10棟限定、完全フルオーダーの住宅を手がけています。細部までこだわり抜いた設計で、一棟一棟に想いを込め、理想の暮らしを形にします。
このブログでは、家づくりのアイデアや最新の事例、暮らしを快適にするヒントをお届けしています。
注文住宅で間取りを考えるとき、「ランドリールームって必要なのかな?」と迷う方は少なくありません。
洗濯は毎日のこと。でもそれを“どこで・どう行うか”を真剣に考える人は意外と少ないのです。
けれど、実際に家を建てた方の声を聞くと…
「ランドリールームをつくって本当に良かった」
「もっと早く知っておきたかった」
という満足と後悔の声が半々。
なぜ、その違いが生まれるのでしょうか?
この記事では、ランドリールームが必要かどうか迷っている方に向けて、失敗しないための設計ポイントと実際の成功事例をご紹介します。
「つくる・つくらない」ではなく、どう作るかが大切な時代です。
目次
1.ランドリールームってどんな空間?
ランドリールームとは、洗濯に関する一連の作業を一か所で完結できる家事専用スペースのこと。
洗って・干して・畳んで・アイロンをかけて・収納する——
この動線がコンパクトにまとまることで、毎日の家事の負担が大きく変わります。
✔ ランドリールームの主な機能
-
室内干しスペース(天候・時間を問わず洗濯可能)
-
アイロンや畳み作業ができるカウンター
-
洗剤やリネン類の収納
-
ファミリークローゼットとの連動
✔ どんな人におすすめ?
-
共働き・夜間洗濯が多いご家庭
-
花粉や梅雨時の洗濯ストレスを減らしたい方
-
家事の効率を上げたい子育て世帯
-
生活感のないすっきりした空間をキープしたい方
2.なぜ「ランドリールームは必要な空間」なのか?
① 洗濯動線を短縮し、日々のストレスを解消
リビングに洗濯物が干されている、取り込んだ洗濯物がソファに山積み、そんな光景を見たことはありませんか?
ランドリールームを設けると、洗濯動線がコンパクトにまとまり、無駄な移動がなくなります。
また、家族分の洗濯物を効率的に片付けられるため、毎日の家事がぐっとスムーズに。
② 天気に左右されない洗濯の自由が手に入る
雨、雪、花粉、黄砂…外干しには季節ごとの悩みがつきものです。
ランドリールームがあれば、どんな天気でもストレスフリー。
-
夜でも洗濯・干しが可能
-
共働きでも朝干してそのまま外出OK
-
エアコンや除湿機と併用すれば乾きも早い
外の状況に左右されず、洗濯を自分のペースでコントロールできる。それが最大の魅力です。
③ 空間に生活感を持ち込まず、家全体を美しく保てる
洗濯物がリビングに干されていたり、脱衣所がタオルや洗剤でごちゃごちゃしていたり…
そんな「家の中の生活感」は、知らず知らずのうちに片付かない家の印象を生み出します。
ランドリールームを設けることで、洗濯アイテムはすべてその中に。
リビングも脱衣所も、いつでも整った状態をキープできます。
3.よくある失敗とその回避ポイント
×「狭すぎて結局使わなくなった」
→ 最低でも2畳以上のスペースを。カウンターを付けるなら3畳以上が理想。
×「湿気がこもって乾かない」
→ 24時間換気・除湿機・窓の配置を計画段階から取り入れる。
×「動線が悪く、洗濯物の運搬が面倒」
→ 洗濯機〜干す〜しまうまでが1本の動線でつながる配置がベスト。
4.実例紹介|暮らしにフィットするランドリールーム3選
実例①|空間にリズムが生まれる、モダン&機能美のランドリーデザイン
グレートーンの壁に際立つ造作カウンターと、直線的なバー。
洗面台からシームレスに繋がるカウンターは、無駄をそぎ落としたミニマルデザイン。洗う・干す・畳むを美しく効率化する、「見せる家事」が叶うランドリースペースに。
▶ メリット
-
干すスペースが目立ちにくく、生活感を抑えられる
-
家事動線とインテリア性が両立
-
カウンター下に収納を設けることで、隠す・整えるも実現
実例②|機能美と木の温もりが調和する、脱衣所一体型ランドリースペース
脱衣所とランドリールームを兼ねた空間には、木の質感が心地よい3×3サイズのワイドな棚を設置。
アイロン台や一時置きとしても活用でき、家事のストレスを軽減。天井から吊るされたブラックのハンガーバーが、空間を引き締めつつ、デザインのアクセントに。
▶ メリット
-
脱衣・洗濯・干すを一室で完結。無駄のない動線設計
-
木製カウンターが、作業台と収納の両方を叶える
-
ブラックのハンガーバーが機能と美しさを両立
実例③|ランドリー×パントリー×ワークスペース 多機能空間の美学
限られたスペースに「洗う・干す・しまう・作業する」を詰め込んだ、高効率な家事動線。洗濯機の上には乾燥機、奥には造作のカウンター、そしてリングタイプの物干しバーが視線を邪魔せず空間に馴染む。青のアクセントクロスが爽やかな印象を与える中、クロップシンクも設けて細かな作業も快適に。
▶ メリット
-
家事・収納・作業が一室にまとまり、移動ストレスがゼロに
-
奥行きある設計と造作カウンターでワークスペースを確保
-
空間全体に清潔感と柔らかなトーンをプラス
5.まとめ|ランドリールームは「贅沢」ではなく「機能」です
ランドリールームは単なる便利ではありません。
それは、暮らしの質を高めるための空間。
注文住宅だからこそ、家族にぴったりのランドリールームを間取りの段階から設計できる。
日々の生活をラクに、美しく、そして効率的に。
その答えが、ランドリールームという選択肢です。
(施工事例画像:野﨑工務店・design casa)
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
私たち野﨑工務店はお客様一人ひとりの想いを大切に、理想の住まいづくりをお手伝いしています。
デザイン性、機能性、そして家族が笑顔で暮らせる空間を一緒に形にしてみませんか?
\理想の家事動線、ここから一緒に考えませんか?/
▶【イベント情報のご案内】
▶【リノベーションのご案内】