【注文住宅で建てる二世帯住宅】分離スタイルと暮らし方
こんにちは!
私たち野﨑工務店は、埼玉県さいたま市を拠点に、年間10棟限定、完全フルオーダーの住宅を手がけています。細部までこだわり抜いた設計で、一棟一棟に想いを込め、理想の暮らしを形にします。
このブログでは、家づくりのアイデアや最新の事例、暮らしを快適にするヒントをお届けしています。
今回は、家づくりの選択肢のひとつとして注目されている「二世帯住宅」について、実際の設計で取り入れられている方法やスタイルについてご紹介します!
◆ 二世帯住宅とは?
二世帯住宅とは、親世帯と子世帯が一つの建物で暮らす住まいのことを指します。
建築確認申請や登記においては、原則として「一戸建て住宅(単独登記)」として扱われることが多いですが、用途地域や建築基準法により制限があるケースもあります。
◆ 注文住宅で建てる場合に選べる主な3スタイル
1. 完全同居型
すべてのスペース(玄関・キッチン・浴室など)を共用するスタイル。
設計上は一般的な一戸建てと同様で、水まわりが一箇所にまとまりやすいため建築費用が抑えられる傾向があります。
2. 部分共用型
玄関またはキッチン・浴室などを一部共用し、それ以外は分離するスタイル。
プライバシーを確保しながらも光熱費やスペースを効率的に使えるように設計されることが多く、実際の建築実例でも広く採用されています。
3. 完全分離型
玄関・LDK・水まわりを含め、すべてを世帯ごとに分けたスタイル。
外階段や2世帯用の玄関など、構造上も明確な独立性を持つことが特徴です。建築面積・設備数が多くなるため、コストや敷地条件によって設計可否が分かれます。
◆ 二世帯住宅の設計で確認されるポイント
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プライバシーの確保(音・視線・生活時間)
→ 壁の遮音、動線の分離、階別ゾーニングなどで対策 -
生活リズムの違いへの対応
→ 水まわりの時間帯使用を考慮して、間取りや設備位置を調整 -
将来的なリフォーム・用途変更への備え
→ 将来分離可能な設計、バリアフリー配慮などの採用も実例あり -
収納量と共有スペースのバランス
→ 玄関・階段・廊下の幅、共用収納の確保などを事前に計画
◆ 実例紹介
■ 事例1:部分共用型の二世帯住宅(1F:親世帯/2F:子世帯)
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玄関と水まわりを共用しながらも、1階・2階で生活空間をしっかり分離
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子世帯は2階に最小限のキッチンとLDKを設け、自立した暮らしを確保
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2階へは玄関横の階段からアクセス。それぞれの動線を快適に設計
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階層ごとにゾーニングし、生活リズムの違いにも配慮
【玄関】
【二世帯を分ける動線】
【1F|LDK】
【子世帯|階段】
【子世帯|キッチン】
事例2:完全同居型の二世帯住宅
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玄関・LDK・浴室・トイレなど、生活空間をすべて共用
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水まわりは1ヵ所にまとめて効率的に動ける家事ラク動線を実現
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家族全員が自然と顔を合わせる間取りで、食事や団らんの時間を共有
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寝室や収納は世帯ごとに分け、玄関から直通の親世帯の居室も
【リビング】
【洗面&ランドリー】
【玄関】
【親世帯|居室】
【子世帯|主寝室】
◆ まとめ
二世帯住宅は、世帯間の距離感・ライフスタイル・将来設計によって、最適な設計が大きく異なります。
注文住宅では、敷地条件・法的条件をふまえた上で、「お互いの暮らしやすさ」を第一にプランを練ることが重要です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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