キッチンに「下がり天井」を採用するメリットと実例紹介|空間演出で暮らしが変わる!
こんにちは!
私たち野﨑工務店は、埼玉県さいたま市を拠点に、年間10棟限定、完全フルオーダーの住宅を手がけています。細部までこだわり抜いた設計で、一棟一棟に想いを込め、理想の暮らしを形にします。
このブログでは、家づくりのアイデアや最新の事例、暮らしを快適にするヒントをお届けしています。
注文住宅でキッチンのプランを考えるとき、レイアウトや設備に目がいきがちですが、意外と見落とされがちなのが「天井デザイン」
中でも注目されているのが、天井を一部下げてつくる「下がり天井」です。
空間にメリハリをつけ、デザイン性もグッと高まるこの手法。
じつは、見た目だけでなく暮らしやすさにも大きく貢献してくれるんです。
今回は「キッチン×下がり天井」の魅力や実例、取り入れる際のポイントをご紹介します!
【目次】
1.下がり天井とは?
下がり天井とは、天井の一部を下げて段差を作るデザインのことで、折り下げ天井とも呼ばれます。
2.下がり天井のメリット
1. 空間のゾーニング効果
下がり天井を取り入れることで、リビングとキッチンの空間を視覚的に区切ることができます。
2. 配管やダクトの隠蔽
レンジフードの排気ダクトなど、天井裏に配管された一部がキッチン側に飛び出すことがあります。
下がり天井はそのダクトの出っ張りを隠すのに適しています。
3. デザイン性の向上
下がり天井に異なる素材や色を使用することで、空間にアクセントを加えることができます。
4. 間接照明の設置
下がり天井の段差部分に間接照明を仕込むことで、柔らかな光が空間に広がり、落ち着いた雰囲気を演出できます。
3.下がり天井の注意点
1. 圧迫感のリスク
天井を下げることで、空間に圧迫感を感じる場合があります。特に天井高が低い場合は注意が必要です。
2. 掃除の手間
下がり天井の段差部分には埃が溜まりやすく、定期的な掃除が必要になります。
4.下がり天井デザイン3選【施工実例】
事例1:モルタル調の下がり天井でスタイリッシュに
ペニンシュラキッチンの上部にモルタル調の下がり天井を採用。
背面のクロスも合わせる事で、クールでモダンな雰囲気を演出しました。
事例2:ホワイトの下がり天井にデザインを
吹き抜けのリビングに面したペニンシュラキッチンには、ホワイトの「周囲だけ」を囲むような下がり天井を採用。
中央は通常の天井高を確保し、間接照明を仕込むことで、圧迫感を軽減しながら空間に奥行きと上質感をプラスしました。
事例3:木目の下がり天井を一部分に
ホワイトを基調とした空間に映える、モルタル風のペニンシュラキッチン。
その上部には木目の下がり天井を「半分だけ」あしらい、間接照明で柔らかく照らすことで、キッチンに程よいアクセントと温もりを添えています。
シンプルさの中に個性が光るデザインです。
5.まとめ
下がり天井は、ただのデザインではありません。
空間にメリハリを生み出し、キッチンを特別な場所として引き立ててくれる、まさに住まいづくりのスパイスです。
素材や照明と組み合わせることで、モデルハウスのような高級感も演出可能に。
注文住宅だからこそ、天井にも「自分らしさ」を込めてみませんか?
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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